雪吊り説明会

 11月24日(土)、如斯亭庭園の雪吊り説明会に行ってみた。
 如斯亭(じょしてい)は旧久保田藩主佐竹氏別邸とその庭園で、佐竹氏の居城である久保田城から約1km北に位置する。3代藩主佐竹義処に下賜された土地に家臣が別荘を建て、5代藩主佐竹義峯が鷹狩りの帰りにしばしば立ち寄るようになって藩に献上され、9代藩主佐竹義和の時代にほぼ現在のように整備された。廃藩置県に伴って家臣に譲渡され、その後は民間所有となって旅館や料亭として利用されたが平成22年に秋田市に無償譲渡され、調査整備されて平成29年より一般公開されている。
 雪吊りは雪の重みで樹木の枝が折れないように対策を施すことで、東北や北陸などの豪雪地帯で一般に行われている冬の風物詩である。その作業を見学しながら業者が説明してくれるのが今回のイベント。
 業者は「むつみ造園土木」さん。県立小泉潟公園や県立北欧の杜公園など、秋田県内の多くの公園、庭園、植物園の整備を手掛けている秋田を代表する造園業者である。

画像

画像

画像

画像

 私は10月にここを初めて訪れて年間パスを購入したので、それを提示して入園した。
画像

 前日から作業は始まっていてほぼ終わりに近づいていたが、テレビ局や一般入園者への説明のために作業を止めているとのことだった。
画像

画像

画像

 樹木の幹がしっかりしていればそれを軸に円錐形に結んだロープに固定させる。幹の強度が不十分ならポールを立ててそこから円錐形にロープを垂らして枝を固定させる。ここはまだ脚立を立てて調整している途中。
画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

 松のように垂直に伸びない樹木は職人さんの腕の見せどころ。
画像

画像

 こちらは隣にある丈夫なサルスベリを利用してツツジを雪害から守っている。
画像

画像

 水量はわずかだが、小川のせせらぎが聞こえるように落差や石の配置が計算されている。
画像

画像

 母屋の中
画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

 また庭園を散策した。
 これらの写真ではわかりづらいが、ポールの先端のロープの結びは職人さんによって違うらしい。
画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

 最後に工具
画像

画像


 如斯亭を出た後、すぐそばの天徳寺を参拝した。佐竹宗家の菩提寺である。
画像

画像

画像

画像

画像

画像

 本堂は改装中。
画像

 晩秋初冬の一日を楽しんだ。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 50

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

2019年03月13日 22:48
雪の多い秋田では雪吊りも実際の役に立つ技術ですね。
雪が殆ど積もることのない東京の公園や庭園でも雪吊りが行われていますが、職人さんの技術を保つためと、冬の風物詩という役割なんでしょうね。
2019年03月13日 22:56
こんにちは

年によって
雪つりも空振りに
なるときもあるけど
これはこれで
一つの風情ですね
2019年03月14日 00:44
こんばんは。
匠の技ですね。こうやって作業を
見させてくれるんですね。
まさに冬の風物詩ですね。
晩秋初冬の一日、素敵ですね
2019年03月14日 09:11
こんにちは。

雪吊り説明会ですか。
ああ、木に雪よけを作るやつですか。
そういう説明会もあるんですね。
綺麗な庭園ですね。
はるる
2019年03月14日 19:39
こちらの公園などでも雪吊りは見ることができます。
でもそちらのほうでは、雪が多いので、本格的ですね。
ツツジなども雪除けをしなければならないのですね。
雪国では必要不可欠なんですね。
2019年03月15日 07:54
お早うございます
近くの庭園でも
雪吊り見かけますが
雪が積もっている処
見たこと無いです^^
2019年03月15日 15:49
雪吊り講習会ですか。
それは面白そうですね。
どんな形の植木に対しても、
あのきれいな円錐形に仕上げるのは、
コツがいるんでしょうね。
東京の公園でも、よく雪吊りを
見かけますが、大抵の場合、
花の無い時期の鑑賞用みたいです。
2019年03月16日 00:03
こんばんは。
小石川後楽園でも毎年雪吊り説明会を催してます。
何年か前に説明会に参加してみましたが、東京ではほとんど雪が降らないので冬の風物詩として都立庭園でみられます。
職人さんの方式があり、縄だったり、竹だったり見事ですね。
こちらの庭園では松の枝ぶりも良いので見応えがありそうでね。
2019年03月16日 15:09
雪吊りは 職人さんの 腕とセンス
を 見せられる 一大イベントですね。
雪が積もっていなくても 青空にそびえる
整然とならんだ ヨットの帆のような
雪吊りも美しいですね。
2019年03月16日 18:21
長さん、コメントありがとうございます。
東北や北陸、北海道では、雪吊りはリアルで必要な技能ですからね。殆ど降雪のない地域での雪吊りは技術を保つためと冬の風物詩としてなのでしょうね。
2019年03月16日 20:04
無門さん、コメントありがとうございます。
如斯亭に限らず、秋田県内では各地で見られる光景です。私は気に入ってます。
2019年03月16日 20:19
ゴンマックさん、コメントありがとうございます。
作業の見学は初めてでした。職人さんの仕事はやはり凄いですね。
2019年03月16日 20:31
トトパパさん、コメントありがとうございます。
そうです。枝を縛るなどして雪の重みから枝を守るための作業です。雪国では冬の風物詩となっています。
2019年03月16日 20:46
はるるさん、コメントありがとうございます。
そうなのです。雪国では欠かせない技能です。
この光景、結構気に入ってます。
2019年03月16日 23:47
すーちんさん、コメントありがとうございます。。
雪吊りの冬景色は、秋田ではこことか千秋公園とか、街路樹でも見ることができます。でもこの冬は2月中旬には雪がみんな融けて撮影出来ませんでした。。
2019年03月17日 00:01
yasuhikoさん、コメントありがとうございます。
雪吊りは、秋田のような雪国ではリアルに必要な技能です。。本当に枝が折れてしまいますから。でも東京などでは冬の風物詩としての意味合いが強いのでしょうね。
2019年03月17日 08:29
ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
小石川後楽園でも雪吊り説明会が行われているのですね。
こちらのむつみ造園さんは一つの企業ですが、細かいことは職人さんの自由に任せているそうで、色々と違いがあって面白かったです。
2019年03月17日 08:34
フラバーバさん、コメントありがとうございます。
この日はお天気に恵まれて本当に良かったです。
ゆっくりと楽しめました。

この記事へのトラックバック