七座山散策


 7月26日(日)、秋田県能代市二ツ井町の七座山を散策した。七座山は七つの峰が南北に並んだ連山である。米代川が大きく蛇行して流れて七座山の東西を削っており、標高は高くないがなかなか険しい山となっている。「座」は「くら」と読むが、「倉」の文字も使われており統一されていない。私のブログでは「座」の文字で統一する。
 七座山は南から北に権現座287m、烏帽子座229m、蓑座192m、芝座158m、三本杉座153m、大座163m、松座159mと並ぶ。
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 七座山に向かう前に道の駅ふたついで小休憩。七座山は初めて歩くので、ここで登山口までの道路を確認するなどした。「ありがとう2周年」と書かれているが、国道7号を挟んだ向かい側から一昨年移設されて開業した。

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ついでに道の駅スタンプラリー
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道の駅から登山口への途中に鎮座する七座神社を参拝した。IMG_8576.JPG

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境内は静謐だ。
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拝殿。
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この鳥居の向こうは米代川
現代ではトンネルや橋で道路が繋がっているが、前近代においては米代川がこの地方の物流の大動脈だった。阿仁鉱山の鉱物や天然秋田杉などがこの川を下った。河口の町である能代は北前船寄港地であり、上方の文化や文物がこの川を遡上した。こちらが正式の参道だったのだろう。IMG_8581.JPG

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米代川を挟んで対岸が七座山。IMG_8583.JPG

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 滔滔と流れる米代川。鹿角市、大館市、北秋田市、能代市を流れる秋田県内第二の河川。成田為三は現在の北秋田市出身で、「浜辺の歌」の作曲を依頼されたときにまだ浜辺を見たことがなく、故郷の米代川の河畔を頭に浮かべながら作曲したと言う。
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ヒメヒマワリだろうか。
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そして冒頭のマップの現在地へ。私のお散歩コースは山神様、権現様、法華の岩屋を経て権現座へ、そして七座山を縦走して松座から下山して現在地に戻るというもの。ざっと3時間のお散歩と予想する。
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地図にもあるトイレ。
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登山口 11:06
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キンポウゲの仲間かな。タガラシだろうか。
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山神様 11:21
 昭和5(1930)年、七座営林署と天神貯木場の新設工事にあたって、工事と作業の安全を祈願して作られた。主祭神はオオヤマツミノカミで、古事記では大山津見神、日本書紀では大山祇神と表記されている山の神様。全国に約900社鎮座する大山祇神社の総本社は愛媛県今治市の大山祇神社。小さな社の山神社や山神様は全国に3000社以上存在する。
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 この辺りから太い杉が目立って生えていた。七座山の東側斜面は天然秋田杉などの原生林となっている。上小阿仁村のコブ杉見学で天然秋田杉の巨木をたくさん見たが、ここはそれ以上に感じた。
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岩の上に生えている杉が随所にあった。これはどういうことだろう。
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分岐点 11:32
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ここにも岩の上の杉
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連理の枝じゃなくて、根元が繋がっている?
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権現様 11:38
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法華の岩屋 12:06
凝灰岩のようだ。ここで修験者が修行していたのだろうか。
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分岐点 12:20
この辺りから七座山の西側を通るが、この様にこちら側の秋田杉は細い。
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分岐点 12:24
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ヤマユリ
ユリ科ユリ属の多年草。随所に咲いていた。甘く濃厚な香りがする。
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権現座 12:35
七座山の最高峰である。
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山頂で一休み。
Twitterでつぶやくなどして、13:00出発。
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二等三角点
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ヤマユリ
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ここから下を覗いたら崖のようだった。
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東側に米代川が見えた。
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クルマユリ
ユリ科ユリ属の多年草。オニユリやコオニユリに似ているが、根元にクルマのように葉を広げるので容易に区別が付く。高山帯から亜高山帯に咲く高山植物だが、北東北では200m級の山にも咲くようだ。
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烏帽子座到着 13:11
ここでも小休憩。13:30出発。
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クルマユリも多いIMG_8642.JPG

東側に米代川。七座山にぶつかって北に大きく蛇行する。
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この登山口はずいぶんと整備されているようだ。IMG_8646.JPG

蓑座到着 13:37
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蓑座には展望台が設置されていた。IMG_8648.JPG

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東側
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西側 二ツ井の街並みが広がっていた。IMG_8652.JPG

北側
山を見ていると山歩きしたくなる。IMG_8653.JPG

この実は何だろう。
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蓑座出発 13:50
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芝座到着 14:01IMG_8662.JPG

七座山の西側の杉。東側に比べて細い。元々西側斜面は馬の放牧地だったらしい。植林は昭和30年代に始まったようで、樹齢は60年ほど。IMG_8663.JPG

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三本杉座到着 14:14IMG_8665.JPG

ヤマユリIMG_8666.JPG

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大座到着 14:21IMG_8669.JPG

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ヤマユリIMG_8671.JPG

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松座到着 14:32IMG_8673.JPG

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ヤマジノホトトギス発見。ユリ科ホトトギス属の多年草。漢字で書けば「山路の杜鵑草」。IMG_8675.JPG

てふてふさん、ちょっと待って!
てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行ったIMG_8676.JPG

止まってくれた。シャッターチャンス。モンシロチョウかな。IMG_8677.JPG

北側の米代川を見ながら、今回のお山散歩が終わりに近づいたことを実感する。IMG_8678.JPG


そして14:47 無事に下山した。しかしここから舗装道路を約30分歩いて駐車場まで戻らなければならない。IMG_8680.JPG

七座山では熊にも人にも出会わなかった。人の足跡があったが、2~3日前のものだった。
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これは何の実?
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こちらは何の実?
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カエデの実
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ハグロトンボかな。IMG_8689.JPG



悠々と流れる米代川。七座神社の白い鳥居が見える。IMG_8691.JPG

駐車場到着 15:17

国土地理院1/25000の地図「二ツ井」
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七座山登山口         到着時刻 11:06
山神様            到着時刻 11:21
権現様            到着時刻 11:38
法華の岩屋          到着時刻 12:06
権現座     標高 287m 到着時刻 12:35
烏帽子座    標高 229m 到着時刻 13:11
蓑座      標高 192m 到着時刻 13:37
芝座      標高 158m 到着時刻 14:01
三本杉座    標高 153m 到着時刻 14:14
大座      標高 163m 到着時刻 14:21
松座      標高 159m 到着時刻 14:32
松座登山口          到着時刻 14:47
駐車場            到着時刻 15:17

 登山口から権現座までは天然秋田杉の原生林が立ち並ぶ結構険しい山道を1時間半歩くこととなる。権現座から松座までの縦走には2時間かかったが、休憩時間を除けば1時間半もあればじゅうぶんだろう。この道は比較的安易だった。一番困難なのはやはり松座の登山口から駐車場まで舗装道路を30分歩くことかな。小さな虫がまとわりつくように顔の周りを飛び回るので、虫よけスプレーがあれば良し。


帰りに寄った船沢温泉IMG_8692.JPG

いい湯だった。ただシャワーの温度を調整するサーモスタットが付いていないそうで、シャワー中に温度が変動する。

船沢温泉
秋田県能代市浅内字船沢73-125
0185-74-5741
ホームページ
なし
泉質 含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉
時間 10:00~21:00
料金 500円
ボディソープ、ジャンプー、リンスあり

七座山に向かう途中に寄った道の駅
道の駅おおがた
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七座山からの帰りに寄った道の駅
道の駅ことおか
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この記事へのコメント

2020年08月09日 23:54
またちょっとご無沙汰してしまいました。
能代市の七座山のことは全く知りませんでした。面白い地形だと思いますし、その読み方も独特ですね。
かつては限られた人の信仰の山だったのでしょう。岩の上に生える杉にも、特別な意味があるような気がします。自然の奥深さと神聖な雰囲気も漂いますね。
そんな山道に点在して咲く、ヤマユリやクルマユリの清楚さに癒されますね。
素敵な山の散策だったことが伝わってきます。
はるる
2020年08月10日 19:41
大自然のなかを歩く、いいですね。
山に溶け込んでしまうかのようです。
そのなかでも花は咲いていますね。
より美しいです。
2020年08月11日 08:37
緑に囲まれた山道を歩けば 所々で 可愛らしい 綺麗な花が
迎えてくれて この先は どんな花があるのだろうと
楽しいですね。
杉が 大きな岩の上に根を張って 力強く真っすぐに
伸びている姿のは 荘厳さを感じます。
素晴らしい 七座散策でしたね。
2020年08月11日 09:33
こんにちは

山歩き、いいですね。
いい感じの神社ですね。
萌えます。
暑いでしょうから、熱中症にはお気をつけくださいね。
2020年08月11日 12:35
東側に米代川・・・のお写真。画像を拡大してじ~っと眺めてしまいました。
ヤッホ~と叫びたくなるような、爽快なお写真ですね(^^)v
2020年08月11日 16:30
こんにちは

浜辺の歌のイメージは
川からのイメージでしたか
詩の心には
想像力が大切なのですね
降魔成道
2020年08月11日 20:23
ミクミティさん、コメントありがとうございます。
七座山は国之常立神からイザナギ、イザナミに至る神代七代の座に比定されて信仰されていたようです。修験者も修行していたようです。天然秋田杉の原生林は今でもなかなか神秘的な雰囲気がありますが、前近代はもっと神聖な雰囲気があったのかも知れませんね。山歩きはとても楽しかったです。
降魔成道
2020年08月11日 21:02
はるるさん、コメントありがとうございます。
お散歩は楽しいですよね。こうして花に出逢えると嬉しいものです。花の名前に詳しければもっと楽しいと思うのですが。
降魔成道
2020年08月12日 18:47
フラバーバさん、コメントありがとうございます。
ここは私も初めてでしたので、どんな花が咲いているかわからなかったので、意外な花との出会いは楽しかったです。クルマユリは高山植物なのでこんな低い山で出会えたのはちょっと驚きでした。ヤマジノホトトギスは咲いていても不思議ではないのですが、ここで会えるとは思っていませんでしたし。なかなか楽しいお散歩でした。
降魔成道
2020年08月12日 19:33
トトパパさん、コメントありがとうございます。
ありがとうございます。気を付けながらお散歩楽しみます。
きれいな花に出会うと嬉しいですよね。
2020年08月14日 01:04
こんばんは。
色々な花を見る事が出来るのも山歩きの楽しみですね。
クルマユリというんですね。オニユリに似ていますね。
確かに葉が車輪のようですね。ヤマジノホトトギスも
いいですね。
米代川の景色、とても素敵でした。
2020年08月14日 16:54
こんにちは~
こちらは暑いですが、秋田はいかがですか。
七座山・・知らないことばかりで、
座を「くら」と読むとは知りませんでした。
静かで自分の足音だけが聞こえそうですね。
やまゆり・・いいですね。
自然の中のヤマユリは存在感がありますね。
とても美しいです。
いつもありがとうございます。
2020年08月14日 18:55
こんばんは。
大変ご無沙汰していましたm(__)m


七座山散策、お疲れ様でした!
座(くら)と言えば、以前、種子島を訪ねた時「千座(ちくら)の岩屋」海岸を散策しました。
まれに「くら」と読むことがありますね。
成田為三の「浜辺の歌」は、ご本には浜辺を見たことが無いと、合唱団の指揮者から聞いたことがあります。
米代川を頭に浮かべて作曲したのですね。これは初めて知りました。
途中で出会った可愛い花々に癒されますね。
温泉に浸かり、疲れを癒すのも山旅の良さでしょうか。
道の駅にも寄られ、あれこれと品定めするのも楽しいですね。
こちら岐阜県の道の駅は北海道の次に多いんですよ。
2020年08月16日 12:11
こんにちわ。
七座山散策お疲れ様でした。
道のりは低山でも山の道で人に会わないのでしょうか?
山の一人歩きは心細くなりそうですが、やまゆりや車ユリ等が疲れを癒してくれそうですね。
秋田杉木立、古木もあれば若木もあって見上げる景色も杉の香りに包まれて、最後に温泉に入りお疲れ様でした。
2020年08月16日 12:21
地形のよく分かる最初の地図が印象的でした。
山地の突端部分が、蛇行する米代川に削られて、
岬のような形になってるんですね。
それでしたら、標高はそれほどでなくても、
見晴らしのいい山歩きが楽しめる事でしょう。
道も分かりやすそうです。ヤマジノホトトギス、
まさに山路で出合った自然の花という気がしました。
降魔成道
2020年08月17日 19:19
クリムさん、コメントありがとうございます。
お山散歩していると、実際に叫んでみたくなりますよ。
実際に私も叫んだこと何度かあります。(^^;
気分が高揚するのかも知れませんね。

降魔成道
2020年08月17日 19:33
無門さん、コメントありがとうございます。
そうですね。想像力が一番大事なのでしょうね。
降魔成道
2020年08月17日 19:45
ゴンマックさん、コメントありがとうございます。
クルマユリはオニユリより小さいのでそれでも区別が付きます。でも決定的なのはやはり車輪状の葉ですね。ヤマジノホトトギスは可愛いですよね。
降魔成道
2020年08月17日 20:07
つむぎさん、コメントありがとうございます。
秋田も結構暑いですよ。七座山は特に有名な山ではないですから、まあ秋田県外の人は知らないでしょうね。
実際に自然の中で咲いているヤマユリは私も存在感があると思いました。
降魔成道
2020年08月18日 19:38
ハーモニーさん、コメントありがとうございます。
そうですね。座を「くら」と読む例としては他にも「天磐座 (あまのいわくら)」「高御座 (たかみくら)」「 御手座(みてぐら)」など色々ありますね。座る場所、物を置く場所などのちょっと高いところを意味します。七座山は神世七代の神に比定されて信仰された山でもありました。
成田為三は秋田県の山間部に生まれ育ち、海を見たこともないのに想像だけであれだけの楽曲を作曲したなんて凄いことですよね。これも天才の証なのでしょうね。
北海道は納得できるのですが、岐阜県は道の駅がそんなに多かったのですか。それは知りませんでした。そちらも道の駅スタンプラリーが開催されていますか?私は景品には興味がないのですが、毎年東北道の駅スタンプラリーのスタンプ帳を購入してスタンプして回っています。
降魔成道
2020年08月18日 20:02
ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
人にも熊にも会いませんでした。もっと気軽にお散歩する人がいても不思議でないのですが。まあ熊注意の看板があるせいかもしれませんが。私はむしろ最近はソロトレッキングにはまっています。マイペースで歩き、写真撮影など自由に出来るのがいいです。秋田杉の原生林もなかなか魅力的でした。
降魔成道
2020年08月18日 20:20
yasuhikoさん、コメントありがとうございます。
私もあの案内地図が分かりやすいと思って冒頭に掲げてみました。現在でこそ橋とトンネルで立派な道路が出来ていますが、かつては交通の難所でした。戊辰戦争でも秋田領に侵入した南部藩の軍勢を迎え撃つ防衛拠点がこの辺りでした。
ここを歩いたのは初めてでしたが、迷うことなく歩くことが出来ました。ヤマジノホトトギスは可憐ですよね。ここを歩いて報われた気がしました。
2020年08月20日 17:26
七座山は二ツ井町のほぼ中央部を南北に縦断する、
7連山なんですね。
標高は150から300m迄のようで、樹木に覆われたイメージですが、
座ですから岩場がある感じもします。

七座山登山道入り口に綺麗なトイレが設置され、
コースが整備されていて、行き交う登山客が想像できます。
西洋では山は物体としてあり、征服するものですが、
日本では信仰の対象になって、各地に山神様が鎮座していますね。

屋久島の杉が長寿な理由は、 花崗岩の上に育つからだと言われています。
生長は遅いが、頑丈な岩の上に立つので少々の事では倒れず、
過酷な条件に耐えているので簡単には死なない訳です。
生長が遅いので木質が硬く、貴重な材として珍重されていますね。
六甲山は花崗岩質で、江戸時代以降は山の利用や伐採で禿山状態になりました。
脆い岩質が真砂土になり、数度の大洪水が発生します。
そこで明治35年以降、山地の緑化事業を開始した訳です。
現在、六甲山には約1700種の植物が自生するまでになりました。
話が逸れてしまいました^^;

細い秋田杉は、利用していないのでこうなる訳ですか。
勿体ない気がしますね。

長い階段があり、コースが整備されています。
神戸の北、三田や県中央部へ行くと、ロープや鎖が多いです。
更に資金を投入した立派な展望台、眺めも良いので価値あります。
途中の登山口への案内は、リタイアルートでしょうか。

熊出没注意看板は何度もお目にかかりますが、
私達はグループだからか、一度も出合った経験無しです。
単独だと気を使いますが、何事も無くて良かったです。
七座山縦走お疲れ様でした。
降魔成道
2020年08月21日 22:18
アルクノさん、コメントありがとうございます。
なるほど、屋久島の杉が長寿なのは花崗岩の上に立つからですか。これは勉強になりました。六甲山が明治以後の緑化事業で再生されたことも知りませんでした。1700種とは凄いですね。人の手によって保護されてある程度回復すると、自力でさらに再生するのでしょうね。
七座山は藩政時代は藩の直山で入山が制限されていました。東側斜面に天然秋田杉の原生林が今に残るのはそのおかげです。逆に西側斜面は日本海からの冷たい風が吹きつけて樹木は殆ど生えてなかったようです。そこで馬の牧草地として利用されていました。馬の需要がなくなり、樹木が植えられるようになったのは昭和30年代からで、そこに生えるのは樹齢は50~60年ほどの若い秋田杉ばかりのうです。
七座山は大きな山ではありませんが、ルートはいくつもありますね。権現座から松座に至る尾根の道は一本ですが、尾根に至るルートはたくさんありました。リタイアもそうですが、特定の座を目的に登る人もいるからではないかと思います。